(国交省)自動ドアの具体的な安全対策について
6月28日付けで消費者安全調査委員会が公表した自動ドアによる事故に係る
事故等原因調査報告書を自動ドアの安全対策の参考としていただくよう依頼したところです。
今般、別添のとおり、国土交通大臣への意見として建築設計者に周知すべきとされた事項に関する
具体的な対策がまとめられましたので、お知らせいたします。
※全国自動ドア協会において発行された、安全ガイドブック(別添1及び2)が添付
1 センサー検出範囲の確保
2 斜め進入の防止、戸袋部への進入防止
3 併用センサーの設置
4 共用玄関の操作者目線を考慮した操作盤の設置
5 自動ドアの視認性等を考慮したドアデザイン
日事連HP(更新):
https://www.njr.or.jp/material/other/otherinfo/01465.html
(以下、6月28日付文書)
今般、消費者安全調査委員会より「自動ドアによる事故」に係る事故等原因調査が行われ、
報告書が公表されました。
今後国土交通省では、当該報告書による建築設計者への安全対策の周知に関する
意見意見に基づき、経済産業省の協力を得て、自動ドアの具体的な安全対策に関する
情報をとりまとめ、改めて連絡するとのことですが、取り急ぎの情報提供として、
別添の事務連絡が発出されました。
建築設計者に周知するべきこと
(1)通行者の動線を考慮して、センサー検出範囲の確保、斜め進入の防止、戸袋部への進入防止等について、
建物設計段階から検討すること。
(2)タッチスイッチについては、併用センサーが装備されたものを採用すること。
(3)集合玄関機の設置を計画する場合には、子どもの手の引き込まれによる事故を防止するため、
ドア監視の観点から共用玄関の操作者目線を考慮した操作盤の配置や戸袋部進入の防止対策などを検討すること。
(4)ガラス・サッシ業者を含め、自動ドアの視認性等を配慮したドアデザインの採用を検討すること。
日事連HP:
https://www.njr.or.jp/material/other/otherinfo/01465.html